チラシの裏の落書き

意識はあまり高くないです

今年1年の執筆活動を振り返る

この記事は「技術同人誌 Advent Calendar 2019」の13日目の記事です。

adventar.org


1年は早いもので、もう12月になりました。
12月といえば買ってよかったものとか色々書いちゃう時期ですが、その前に今年1年の執筆活動を色々振り返りたいと思います。
昨年(2018年)と比べると、より活動の幅が広がったりするなど変化の大きい1年でした。

2月~4月:Lambda本執筆・技術書典6参加

blog.taiko19xx.net

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2月に技術書典6に参加できることになったため、そこから書き始めました。*1
本文はもちろん表紙も予定通りに進めて無事に頒布できるようになりました。

この時、まとめ記事にも書きましたが、売れた数<刷った数というのは考えさせられました。
売上が第一ではないというのはもちろん分かっていますが、需要を見誤ったのか、それとも中身が期待されたほどではなかったのか...今でもたまに振り返ったりします。
それも含めて、こういう経験も大事なんだなと思いました。1冊も売れずに爆死した訳ではないので、必要な人に行き渡ったのだとポジティブに考えています。

5月~8月:Lambda本の商業版執筆編集

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技術書典6が終わった直後に商業版のお話をいただき、5月くらいから追記したり編集して頂いたりしていました。
原稿自体はReview版がそのまま使え、それに追記編集するだけなので*2作業にはスッと入れました。

Reviewで追記した点も含めて、これまでの一人でやっていた作業の延長上のような感じでしたが、細かい作法や進め方など、また新しい経験をさせてもらいました。

7月:技書博参加

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技術書典以外にイベントが開かれるということなので参加してきました。
この時は既刊のみでしたが、ラズパイ+AWSの本を追加で刷って持っていったりとこれもこれで新しい経験でした。イベントごとに違う空気があってよかったなと思います。 12月に技書博2があったのですが、タイミング的に参加できるか怪しかったので見送りました...。

ちなみに、この時の在庫は全てとらのあなに委託しました。
これまではBOOTHに預けていて1冊も印刷したものは売れなかったのですが、とらのあなの方が売れ行きは良かったです。手数料などはまぁまぁ取られるのですが、それはそれで仕方ないのかなと思います。
電子書籍版を他で売っていても、専売扱いになるそうなのでオススメです。

秋葉原の店で売ってるという話でしたが、見に行けなかったのが心残り。

7月~9月:ハニーポット本執筆・技術書典7参加・Lambda本商業版発売

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商業版の追記作業が終わり、技書博参加前後のタイミングでハニーポット本を書き始めました。
入場時の混乱や配置における問題などこの時も色んな問題がありましたが、その中で売り切ったのは運が良かったのかなと思います。
イベントが終わってしばらく経ちますが、感想や質問を直接もらったのはこの本が初めてかもしれません。

そして、技術書典7の前日にLambda本の商業版も無事発売しました。 イベントでも売ってみたのですが、合計4冊になったのでスペースがキツキツに...。

7月~11月:「みんなのPHP」執筆編集

そしてこの7月~9月の裏で「みんなのPHP」というムック本に8P寄稿させてもらいました。*3
ぞう本の商業版はあくまで同人誌が底本のため、8Pとはいえゼロから書いたのはこの本が初めてになります。

ページ数の設定があったため、それに合った文字数やコードを書き、オーバーしたので削ったり、編集していただいた結果書き足しが必要だったり...これも大変でしたが楽しかったです。
また機会があれば寄稿したいなと思っています。

12月:「みんなのPHP」発売

12月6日に無事発売されました。
1日に電子版が先行で発売され、さらに印刷板は1日に開催されたPHPカンファレンス2019の会場で先行発売されました。
その際サイン会が開かれるという話で喜んで参加し、サインを書くという面白い体験もできました。

まとめ

こうして振り返ってみると、1月や12月以外は何かしら活動をしていたというのがよくわかります。
技術書典を軸とした執筆はもちろん、新しいイベントへの参加、同人誌の商業化、ムック本への寄稿などこれまで以上に活動の幅が広がってきたのかなと思っています。
あくまで趣味で書いてるので本業とのバランスが難しいのですが、今年はなんとか本業に影響を及ぼすこともなく過ごせてよかったです。

1冊目を書いたときから執筆活動の虜になっていましたが、より心を奪われてしまった1年でした。 来年も色んな本を書いたりイベントに参加してみたいです。

*1:当選してから書き始めるスタイル

*2:出版社によるかもしれません

*3:依頼があった訳ではなく、募集があったので自分から手をあげた